第1回保護者勉強会が開催されました 


武蔵野東教育センターの療育について
スーパーのチラシを教材として生かすには…

今年度最初の保護者勉強会が開催されました。
 第一部では、長内所長より「武蔵野東教育センターの療育」について、武蔵野東学園の創立者である北原キヨの教育思想と人柄が我々の療育の土台であり、その精神がスタッフに継承されているという話がありました。保護者の感想用紙には、「療育といっても、やり方しだいで結果に大きく差が出るというのを長内先生の話でよく分かりました。“スタッフが経験をつんで継承する”という言葉を、先生達の自己紹介を見て、きちんとなされているのを感じました。どの先生に指導していただいても大丈夫だと安心感を持てました。」、「レベルの違う子どもたちの集団の中でどう影響し合うのか、大切な点を知ることができました」等のメッセージを多数いただき、スタッフ一同、療育にかける意気込みを新たにすることができました。
 第二部は、言語聴覚士の計野ちあきより、成果が得られた事例紹介と家庭で実践できる言語指導の方法について発表がありました。特に今回は、コミュニケーションに欠かせない、やりとりや視線の理解、身振り、表情等の指導方法を、歌のかけあいやジェスチャーゲーム、ペアになってのロールプレイ等で体験しながら学ぶコーナーが好評でした。また、スーパーのチラシなど身の回りのちょっとしたものが、工夫次第で子どもの興味を引く教材として使えるという紹介にも、早速試してみたいという反応が多数ありました。今回の内容をご家庭でお試しになって得られた成果や、反対に壁にぶつかってしまったことなど、保護者の実践によるフィードバックをお聞かせいただけたら幸いです。コメントお待ちしております。(高松)

教育センター  情報ID 53488 番  掲載日時 04/20/2013 Sat, 15:45