いよいよ発表会です 



 1年間の学習のまとめである発表会を明日に控え、今日は全校児童で本番が行われる府中の森芸術劇場での舞台リハーサルに行ってきました。子どもたちのテンションは上がってきています。明日の本番では最高潮となり、精一杯の演技、演奏を発表してくれることと思います。

 発表会は音楽、体育、ダンスの演目を発表する場ですが、それだけの意味合いで創立当初から継続して行っているものではありません。東小学校には4大行事(盆踊り、体育祭、学園祭、発表会)があり、ほかにも年間を通して多くの小行事を設定しています。教室での学習はもとより机上以外の学習は、知識偏重にならぬよう心身をバランス良く成長させていくために、欠かすことのできない大切なものと考えています。

 2月中旬に行われる発表会は、4月から学んできたさまざまな成長を垣間見ることのできる場でもあります。すべてを書き出すことはできませんが、例えば課題を達成するために努力したこと、作品を完成させようと友達と協力したことから生まれた友達への思いやり、演目の練習だけでなく学習とのバランスを考えながら計画的に進められたことなど、たくさんあります。また、別の視点からは、本番当日の家での準備から会場に向かう際の行動、控え室での態度、舞台に向かう気持ち作り、演技を終えた後の充実感の高まり方などからにも、1年間の成長が伺えることができます。きっとこのように成長したお子さんの姿を見ると、子どもの伸びしろの大きさに驚くとともに、嬉しさがこみ上げてくることでしょう。

 子どもたちの心は純粋です。一生懸命にやり遂げたという感動が、心身共に一回り大きくさせ、新しい課題に向かう原動力になっていくのだと思います。全身全霊で取り組んでいる姿は、見るものに感動を与えてくれるものです。
 
 最後になりますが、本物の舞台でプロの方々の力を借り、大勢の方に見守られながらひとつのことを成し遂げられる幸せを感じてほしいことと、今日という日を迎えられた陰には、家族の見えない支えがあることに感謝してほしいと思います。
 
 明日の本番は出来不出来だけに想いを傾けず、舞台を所狭しと全力で躍動してくれることを願っています。たくさんの応援をよろしくお願いします。

木村 修二  情報ID 52579 番  掲載日時 02/15/2013 Fri, 14:50