今年も、１０月下旬に、多摩地域の企業経営者の方々の研修会を本校で開催させていただけることになりました。
今年は、「企業に義務づけている障害者の雇用率を現在の１．８％から、平成２５年４月より１５年ぶりに引き上げて２％とする方針を固めた。」との厚生労働省の発表により、今まで「報告義務」の発生しなかった「５０人以上５６人未満の事業主」に対して「報告義務」が発生し、更には、将来的には「雇用義務」に移行されるという前置きだと考えられます。ですから、障害者雇用は、必ずしも従業員数の多い企業だけの話ではなくなっていきます。この背景には、平成１７年４月の発達障害者支援法の施行、更には平成１９年４月の特別支援教育の推進が、大きな追い風となっているようにも感じています。
このような状況から、今年度の研修会は「障害者雇用の変遷と今後 ―実社会で働く本校の卒業生―」をテーマとして、しっかりとこの点を強調し、本校の教育、障害のある生徒の卒業後の様子等、一生懸命説明させて頂きます。
多くの企業の皆さんに、本校の生徒の雇用に関して、少しでも前向きになって欲しいと強く願っています。
当然、校長はトップセールスマンとして頑張ります。
校長 情報ID 49872 番 掲載日時 09/13/2012 Thu, 11:33 |
校長の独り言【３８８】