校長の独り言【387】 



 学校が再開しました。
 3日の合同保護者研修会、7日の後援会役員会、8日の1年生保護者会(15日には2年生進路説明会を予定)と、夏休みの報告と新たな目標等の情報共有を図り、実りの秋に向けて準備を進めています。
 
 そして、次年度の生徒募集もこの時期より本格的に動き始めます。そんな時に、文部科学省が毎年実施している、学校基本調査の平成24年度速報版を入手しました。この少子化と公立学校改革の影響で、元号が昭和から平成になった時から減少していた高等専修学校の生徒数が、23年ぶりに約1,000人増加し、減少に歯止めがかかったのです。高等専修学校を愛する者として最高の喜びでありました。
 
 この背景には、既存の高等学校で学びにくい生徒が増えていることは紛れもない事実であり、更には、8月19日の新聞には、「特区の通信制高校 規制へ」-文科省 7割に法令違反-と、既存の高等学校で学びにくい生徒が通っていた「サポート校」の教育の中身を指摘した記事もありました。
 
 23年ぶりに生徒数約1,000人増加の要因は特定することは出来ませんが、高等専修学校の行う「職業教育」が、後期中等教育機関で必要とされていることは確信できたと思っています。

 本校の1日体験入学も、9月29日(土)以降、あと6回予定しています。
 また、学校説明会も3回予定しています。詳しくは、本校のホームページでご確認ください。
 
 第1回 平成24年10月27日(土)午前10時より
 第2回 平成24年11月25日(日)午前10時より
 第3回 平成24年12月 9日(日)午前10時より
     ※いずれも事前申し込みは不要です。

校長  情報ID 49760 番  掲載日時 09/07/2012 Fri, 09:22