3学年AB組 生命科「平和」学習  



3年AB組の生命科「平和」の最終回(9回目)は、「現状の世界から平和を考える」というテーマで宗教のモザイク国家レバノンを取り上げました。イスラエルとの紛争だけでなく、イスラム教とキリスト教、さらにはイスラム教内のシーア派とスンニ派の対立が複雑に絡み合う困難なこの地において、宗派を越えて平和を健気に模索する人の言葉を聞いて、生徒たちは、これから自分たち自身が「平和」を築いていくためのヒントを得たようです。
生徒の意見より「お互いの意見を完璧に理解することは出来なくても、理解しようとする姿勢を保てば平和に近づくはずです。」「スンニ、シーア、キリストの意味も知らないままに死んでいったジヤード君の命の重さを新たな争いの理由にせず、平和のために語り継いでいくべきだと思いました。」「今まで貫いてきたそれぞれの考えを変えていくのは、決して簡単なことではないと思います。それでも互いの考えを少しずつでも理解しようとしなければ、平和といえる世界は作っていけないと思います。」


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3年担任  情報ID 49348 番  掲載日時 07/19/2012 Thu, 20:29