3年AB組の生命科「平和」の7回目は、「他国の人の視点から平和を見つめる」というテーマの後半を行いました。映像に登場するアメリカ人ジャーナリストは沖縄戦を取材する過程で、この戦争が少年兵や一般住民を巻き込んでいったことを知り、自らに、そして視聴者に問いかけます。「なぜ勝利したはずのアメリカ兵たちは、一様に心に傷を負っているのか?戦争に勝った瞬間なんてあるのか?」生徒たちは、この問いかけを受けて、戦争の勝者とは何なのか、改めて自分の考えを書くことで、過去の戦争から学んできたここまでの学習をまとめました。
生徒の感想の一部を紹介します。
「戦争をした時点で、もう勝者ではなく、敗者だと思います。」
「戦争に勝者も敗者もないと思いました。実際、勝者であるアメリカの兵士は、戦争を後悔して いるわけで、そこに英雄や正義などの言葉はふさわしくないと思いました。」
「銃を手に取り、戦った人は勝者や敗者ではなく、戦争によって生まれた被害者の一人なのかも しれないと感じました。」
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3年担任 情報ID 49076 番 掲載日時 07/05/2012 Thu, 17:31 |