校長の独り言【330】 



 先週の6日(水)から8日(金)まで、山梨県南アルプス市での3年C組の農業従事研修に同行してきました。
 3年前にこの農業従事研修がスタートして、この学年がはじめて3年間の研修を終える最初の学年であります。やはり、3年目と言うことで、現地の環境にも慣れ、現地の皆さんと親しくなり、そして、継続は力なりで、さくらんぼのジャム作りのためのへた取りと種取りの作業に関しては、実に素晴らしい集中力と作業能力を見せてくれました。
 何よりも、生徒たちも引率の先生方も今回が最後ということで、色々な思いを持っての研修であったと思っています。その上、現地の良き理解者の暖かいこころに触れ、新鮮な果物をいっぱい頂き、ある意味、素晴らしい農業従事研修の修学旅行になったのではないかと思っています。
 さて、今週の16日(土)は、幼稚園・小学校・中学校・高等専修学校と、学園全体が集っての行事「盆おどり」が行われます。年間行事の中で、唯一学園全体の夏の名物行事でもあります。当日は、園児、児童、生徒と教職員、更には保護者、同窓会、近隣の商店街の皆さん等と、数千人の人々が、今年も学園全体の友愛の輪を大きく育んでくれると期待しています。特に、保護者、同窓会、近隣の商店街の皆さんが、お囃子や夜店でこの行事を盛り上げてくださり、今や実に大勢の皆様の大きなご支援とご協力をいただいての大行事となっています。
 本校の生徒の盆踊りへの参加の仕方は、準備、片付け、幼稚園児の補助、太鼓、踊る、さらに、「ChallengeShopゆう&あい」のお手伝いと実にバラエティに溢れています。どうぞ、生徒の盆踊りとのかかわりの様子をご覧になってください。そして、卒業生ですが、特に障害のある卒業生の参加が今年は何百人になるのか、たいへん楽しみにしています。    
 あとは、当日の天気です。晴れますようにと祈るだけですが、実は、私が学園に勤務して30有余年、雨で盆おどりが中止になったことは一度もありません。
 最後に、農業従事研修、盆おどりと実に多くのに支えられていることを痛感しています。皆さん、いつも本当にありがとうございます。

校長  情報ID 43422 番  掲載日時 07/13/2011 Wed, 09:27