第3回学校訪問コンサート「オーボエ」 



 平成23年6月22日(水)

 本日、ミュージック・シェアリングが主催する学校訪問コンサートの第3回目が行われました。昨年度から継続して行われているもので、第1回は五嶋みどりさんのヴァイオリン、第2回は沢井一恵さんの箏(こと)でした。そして今回は!?オーケストラではなくてはならない、チューニングの基本の音になる「オーボエ」でした。東京交響楽団で主席オーボエ奏者を務める荒絵理子さん、ピアノ伴奏に遠藤直子さんをお迎えし、1~4年生は約15分間、5~6年生は約1時間のコンサートを開いていただきました。オーボエという楽器はギネスブックにも認定されているそうですが、「世界一演奏の難しい楽器」とされています。また、リードも演奏者が自ら手作りで作らなければならず、演奏だけでなくその準備にも大変な時間を要する楽器です。そんな大変な楽器から奏でられる音は…体育館に広がるオーボエの響きに皆、酔いしれてしまいました。演奏していただいた曲も子ども達になじみ深い曲ばかりを選曲していただいたばかりか、代表の児童による楽器体験も用意していただきました。今日の楽器体験の為に用意されたオーボエは3本。この3本のオーボエのリードもまた、荒さんの手作りです。子ども達のために徹夜して作ってくれたそうです。質問コーナーでは「好きな曲は何ですか?」「1本のリードを作るのにどのくらいの時間がかかりますか?」「毎日どのくらい練習していますか?」「楽器はいくらくらいしますか?」などなど、たくさんの質問に丁寧に答えていただきました。荒さん、遠藤さん、ミュージック・シェアリングの関係者の皆さんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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小学校  情報ID 43020 番  掲載日時 06/22/2011 Wed, 19:56