校長の独り言【319】 



 入学して2週目を迎えた1年生は、4月19日から昨日まで2泊3日の1年生研修を実施しました。この研修は、入学間もない者同士がお互いを理解し、友だちとして認め合うこと、そして、武蔵野東技能高等専修学校の生徒として、学校生活を円滑にかつ実り多いものとするために、多くの情報を得ることを目的としています。
 毎年「高尾の森 わくわくビレッジ」を利用しての研修を実施していましたが、今回の大震災より、被災地の児童・生徒の受け入れの可能性があるとのことで利用が急遽出来なくなりました。しかし、この1年生研修を実施しないことは、本校での3年間の教育に大きな支障をきたすことから、懸命に代わりの施設を探し、同じ八王子市内の「おおるりの家」を予定通りの日程で使用出来ることになり、急遽下見をしほぼ例年通りのカリキュラムで実施することが出来ました。
 私も最終日の昨日、友愛会役員の在校生3名と共に「おおるりの家」に行ってきました。
 この研修が自分自身にとってどうであったかを聞いたところ、ほとんどの生徒が疲れたけれども、役に立ったと手を挙げてくれたので安堵の気持ちで一杯になりました。
 私が何よりも嬉しかったのは、今回も3名の卒業生が貴重な時間をやり繰りして現地まで来てくれ、後輩のために一生懸命に自分の経験談(例:プランノートの意味合い、バディについて、学校行事について、C組の友だちとの出会いの大きさ等、多岐に渡った内容)を語ってくれたことです。
 そして、本日は、1年生の生徒は休校ですが、先生方は、この1年生研修の報告も行う明日の1年生保護者会の準備に懸命です。

校長  情報ID 41925 番  掲載日時 04/22/2011 Fri, 11:57