校長の独り言【306】 



 先日、何故か新入社員研修のダイレクトメールが私宛に届きました。
 その中に、「最近の新入社員に共通する傾向」として、『・元気がない ・声が小さい 
・返事、挨拶ができない ・動作が鈍い ・姿勢が悪い ・言葉遣いが悪い ・人の話を正確に理解できない ・言ったことしかしない ・言わないと動かない ・冷めている
・組織のルールを守らない ・自分の考えを表現できない ・勉強しない ・本や新聞を読まない』と書かれていました。更に、「社会人としての基本行動 ―行動四原則―」として、『1.大きい声で 2.きびきび行動 3.自分から挨拶 4.明るい笑顔 』とありました。
 数年前の傾向とここまでに異なっていることに驚くと同時に、数年前までは全てが当たり前であったことだと思いますが、何がこうしてしまったのかを瞬時に考えました。やはり一番は教育の問題(キャリア教育、職業教育の欠如)であり。次に家庭教育の変化、更には社会全体の変化と続いているように思えます。
 このままだと、日本の未来はどうなってしまうのかと思えて仕方がありません。これは、子どもたちが悪いのではなく、我々大人が、子どもたちへの接し方を改めることが最も必要な気がしてなりません。
 手前味噌になりますが、本校では、社会人としての基本行動 ―行動四原則―」の、『1.大きい声で 2.きびきび行動 3.自分から挨拶 4.明るい笑顔 』は日々留意していることです。

校長  情報ID 40755 番  掲載日時 01/27/2011 Thu, 14:12