校長の独り言【262】 



 3月10日の卒業式に向けて、いよいよカウントダウンが始まったかのように、今週は、卒業式練習、送別会の準備と何となく慌ただしさを感じています。このような状況下で、毎年のことですが、何かやり残していないか、何か忘れていないかとふっと不安がよぎることがあります。
 卒業と言うことは、彼らが本校を巣立った後の人生で、様々な問題等に遭遇した時に、我々教師が、その時に、その場でタイムリーなアドバイスをすることが出来なくなることです。だからこそ、この3年間、『「理想vision」世のために役立ち 人々に必要とされる 社会人となる』ことを目標に、この最終目標から逆算して、我々教師は、毎日一人ひとりの生徒と真剣に向き合ってきました。ですから、卒業後の不安は何一つないはずですが、いくら彼らの成長を信じていても、我々の手から離れることの不安が拭えないのは、やはり、我々教師も子の親なのでしょうか。最後に、何かやり残していないか、何か忘れていないか、もう一度確認したいと思います。

校長  情報ID 35649 番  掲載日時 03/04/2010 Thu, 14:38