校長の独り言【251】 



 あれから一年。昨日、多摩ブルー・グリーン賞の表彰式に出席して来ました。
 多摩信用金庫が主催する「多摩ブルー・グリーン賞」は、地域で活躍する中小企業の方々の優れた技術や経営手腕を評価し、表彰することで、地域企業による技術開発や経営戦略創造の活力を生み出し、地域経済がより活性化されることを願い実施されているものです。
 昨年度の多摩ブルー・グリーン賞で、当学園の「武蔵野東教育センターにおける、自閉症児のための『生活療法プログラム』」が、独自の優れたノウハウを持つだけでなくニーズに対応するための意欲もあり、また雇用創出効果も大きく独自性や革新性、社会性が評価されて、第6回「多摩グリーン賞」の最優秀賞に輝き、賞状、盾と副賞100万を頂きました。受賞までの過程で、私は、最終選考でのプレゼンテーションと口頭試問を担当させて頂きました。
 折りしもその時期は、日本中で新型インフルエンザの対応が叫ばれている時であったことから、副賞の100万円は、即座に子どもたちの備蓄用のマスクの購入費用に充て、残りは毎日の消毒液の購入に充てているところです。
 あれから1年が経ち、多摩ブルー・グリーン賞受賞者の相互連携による経営課題の解決、地域中小企業の活性化と、経済の振興のための地域貢献、地域企業としての社会的使命の遂行を目的とする『多摩ブルー・グリーン倶楽部』のメンバーに東学園を入れて頂きました。今後は、倶楽部のご協力とサポートをいただき、この多摩地域での障害者雇用の推進と拡大につながるように運動を展開していきたいと考えています。

校長  情報ID 34516 番  掲載日時 12/17/2009 Thu, 12:17