校長の独り言【245】 



 また、こんな記事がありました。
『10年春卒業予定の高校生の就職内定率(9月末現在)が08年同期比で13.4ポイント減の37.6%となっていることが4日、厚生労働省のまとめで分かった。減少幅は過去最大となった。企業の求人数は約15万6000人(08年同期比46.7%減)で、有効求人倍率は0.89倍(同0.63ポイント減)。依然として厳しい雇用情勢が反映されたものとみられる。
 厚労省が政府の緊急雇用対策本部の「新卒者支援チーム」の初会合で報告した。調査は学校、ハローワークの紹介で就職を希望する生徒の9月末現在の状況をまとめた。就職が内定した生徒が約6万6000人。求職者は約17万6000人、内定率は37.6%で、男子は42.6%(同15.1ポイント減)、女子は31.3%(同11.3%ポイント減)だった。』
 決して他人事ではありません。
 本校でも就職に関しては例年以上に苦戦をしています。昨年までは、1社受ければほぼ内定をいただけるという状況でしたが、今年は、9月16日の高卒就職採用試験解禁日以降、既に2社、3社目を受験する生徒もいます。そして、昨日も、2人の生徒がそれぞれ教員引率で、企業訪問、企業合同説明会へと出ています。
 フリーターを出さないことが本校の進路指導の目標ですので、当然、最後の1人が内定をいただけるまで、学校、教職員一丸となって頑張ります。そして、今年度も全員が進路先を決定した状況で、3月10日の卒業式を迎えたいと願っています。

校長  情報ID 33752 番  掲載日時 11/07/2009 Sat, 13:59