校長の独り言【175】 



 校長の独り言を始めて丸2年が経過しました。この独り言に対して本校の先生方がどの様な感想を持っているのか気になり、先日先生方に感想を聞かせて欲しいとお願いしたところ、多くの先生方から感想をいただきました。今後、先生方からの感想を何回かに分けて紹介させて頂きます。

①この高等専修学校で働き始めて4か月。私も1年生同様に右も左も分からない状態で、高等専修学校や混合教育の実際をよく理解していませんでした。『校長の独り言』では、高等専修学校や混合教育について分かりやすく、さらにその時期の行事やニュースを織り交ぜて説明してあるため、理解しやすく、私にとって学ぶ場になっています。同時に、自分の知識や考えの浅さを痛感し、自分自身の勉強の必要性を感じることができ、常に刺激を受けています。まだ私自身の視野が狭く、クラスや学年だけで生徒たちを評価しがちですが、この学校、学園、全国の高等専修学校、高等学校、その他の教育機関という単位等、広い視野を持ち、生徒や教育を見ていかなければならないと感じました。
 また、校長先生の教育に対する熱い姿勢が感じ取られ、私も負けずと生徒たちと向き合っていこうと改めて感じることができます。
 
②文章で情報発信するのは非常に有用に思います。写真や状況報告は教育内容は伝わるものの、思想や思考は伝わりにくいものです。これが文章になると、目指すところや問題点、社会に対しての深慮から教育に繋がり現場に生きる教育思想が明確になると思われます。公共性も高く、文章作成は手間のかかる作業であると思います。また、個人としての思考は書きにくいのでしょう。
 立場と世論も熟考して文章を書くことは本当に大変だと思います。我々職員が職務を遂行する上で、情報源になり再確認の場にもなると思っています。いずれにしても、継続され続けられることを願っています。

校長  情報ID 26032 番  掲載日時 07/24/2008 Thu, 12:14