校長の独り言【125】 



 昨日、学園のアドバイザリーボード・ミーティング(本会は、理事長の要請に応じ武蔵野東学園の教育に関して諸々の助言・提案を行い、学園が広く社会の教育・福祉の発展に寄与することを目的に設置されました。教育、医学、福祉、法曹、国際、文化等各界の有識者の方々を委員としてお迎えして、年次会議のほか、職員研修会にも参加していただき、多くの助言を頂戴しています。※詳しくは学園のホームページでご確認ください。)が開催されました。
 今回は、高等専修学校の事例報告をさせて頂きました。はじめに、私が委員長を務めさせて頂いております、全国高等専修学校協会制度改善研究委員会で平成18年度に行いました「フリーター・ニート問題に対する高等専修学校の教育支援に関する実態調査」の報告を行い、続いて渡辺進路指導部長より、平成18年度文部科学省委託事業である「専修学校と若者自立塾と公共職業安定所の連携によるニートに対する職業教育支援事業」の報告をさせて頂きました。
 ボードのメンバーの先生方も、混合教育や自閉症教育の事例報告でないことに当初戸惑いもあったかと思いますが、高等専修学校という学種の必要性を強く感じて頂けたと確信しています。
 別段、上記の事業を推進するにあたり、新たな取り組みをした訳でなく、日々展開されている本校の教育の中ですべて対応しただけなのです。それは、職業教育をメインにしている高等専修学校である以上大きな役目であると思っています。
  今後、次の会議で同様の事例報告を行う予定になっています。
 ・10月19日(金)
  山梨県にて開催の全国専修学校各種学校総連合会主催の南関ブロック会議にて
 ・11月 5日(月)
  岡山県にて開催の文部科学省主催の平成19年度専修学校教育研究協議会にて

 そして、より多くの皆さんに、高等専修学校こそ、後期中等教育機関の中で必要な学種であることを再確認して頂きたいと願っています。

校長  情報ID 21391 番  掲載日時 10/17/2007 Wed, 09:04