校長の独り言【112】 



 先週の1.2年生臨海学習も梅雨の真っただ中にもかかわらず、雨の影響をさほど受けずに若干の日程変更のみで済み、ましてや少しではありますが日焼けをして元気に全員が帰校してきました。
 週が明けて今週は、21日(土)の学園をあげての最大行事のひとつである「盆踊り」の準備、また、来週24日(火)~27日(金)まで河口湖で開催される「全国高等専修学校体育大会」に出場予定の運動部の生徒たちは最終調整とその準備にと懸命に活動しています。
 しかし、16日(月)の新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市では、多くの方が被害に遭い、避難所生活を余儀され、学校は臨時休校となっています。連日連夜のテレビの報道を通して、改めて感じたことがありました。
 それは、命、生命を第一に考えた危機管理です。16日の地震発生直後からの、政府、新潟県、柏崎市の対応の様子を見ていて、子どもたちの命を預かる学校故に当事者の立場で実に多くのことを考えました。万が一、学校に生徒がいる時に、地震、火災等が起きた場合、本校にも当然危機管理マニュアルが整備されています。そして、教職員一人ひとりそれを所持しています。しかし、緊急時にそのマニュアルが例え手元になくても、確実に対応出来るようにしておかなければなりません。その為には、定期的な読み合わせこそが重要であると痛感しました。
 近々に迫った盆踊り、全国高等専修学校体育大会と、今まで以上にあらゆる可能性を考え、子どもたちの命、生命を第一に考えた対応をしていきます。そして、この期に「何もない時こそ重要なことは危機管理」を本校の教職員の合い言葉にしたいと思いました。当然、体育大会にはAEDを持参します。

校長  情報ID 20219 番  掲載日時 07/18/2007 Wed, 15:05