校長の独り言【73】 



 本日の校長講話をもって、本校も明日から冬休みに入ります。生徒のみんなには有意義な冬休みとなることを期待しています。そして、1月9日の校長講話には全員の元気な顔が揃うことを願っています。
 さて、今年は本校開校20周年の年であり、お陰様で多くの記念事業をすべて成功裡に終えることができ、記念すべき節目の年とすることができました。来年は高等専修学校にとってさらに最良の年となることを予感しています。それは、教育基本法改正が採択され、文部科学省では新しい教育基本法の理念を具現化するための制度改正等を行うために、教育振興基本計画が本格的に動き出すからなのです。専修学校制度が誕生して31年間、学校教育法の第1条に定義されていない専修学校は、学校という範疇にも入れて頂けず、多くの格差(激甚災害法を含め約500の格差が存在します)の中で教育を行ってきました。どうか、一日も早く、高等学校で学ぼうが、高等専修学校で学ぼうが、格差のない教育環境の実現を願うばかりです。それは、何よりも生徒たちのために。この様な理由で、来年こそ専修学校の第1条校化の実現を強く願っている訳です。
 最後になりますが、6月の下旬に突然始めました、この「校長の独り言」をいつもお読みいただきありがとうございました。来年も出来る限り書き込んでいきたいと思っております。期待をしないでご愛顧いただければ幸いです。
 それでは、皆さん、良い年を迎えてください。
 そして、来年も本校の教育へ力強いご支援を宜しくお願い致します。

校長  情報ID 16698 番  掲載日時 12/25/2006 Mon, 10:57