校長の独り言【46】 



こんな記事がありました。とっても気になりました。
A.『小中高生の体力低下続く、朝食抜きの影響明らか』
朝食を食べなかったり、テレビを見る時間が長かったりする子供の体力は相対的に低いことが8日、文部科学省から公表された2005年度「体力・運動能力調査」結果で明らかになった。また、小中高生の体力は1985年をピークに低下傾向が続いていたが、今回の調査でもこの傾向に歯止めはかからなかった。
 調査は05年5月~10月、6歳から79歳の男女計約7万4000人を対象に実施。同時に、朝食の有無やテレビの視聴時間、睡眠時間などの生活習慣についてアンケート調査をした。今回は特に、6歳(小1)から17歳(高3)に注目し、持久力を測る20メートルシャトルランの結果について、生活習慣との関係を分析した。

B.『食べる子は“頭”も育つ 岡山の小・中学校で朝食サービス』
朝食を取らずに登校する児童、生徒の落ち着きのなさが問題となる中、岡山県美咲町は11日から、町内の全 小・中学校で登校時に希望する児童や生徒に、牛乳や乳製品の無料提供を始める。朝食を補完し、健康で心豊か な子供を育てるのが狙い。全国でも珍しい試みだ。 町教委の調査によると、町内で小・中学生の2割が朝食を取っていない。こうした子供たちは空腹のまま授業 を受けるため、落ち着きがないといったケースがみられるという。
 このため「小中学校食育推進事業」として、町が主体となり、岡山県酪農乳業協会や県学校給食会など8団体 で構成する食育推進協議会の協力で、牛乳、ヨーグルト6種、チーズ3種の計10種を無料提供することにした。 毎朝、登校時か1時間目の授業終了時、希望する児童・生徒に1人2品を限度に好きな製品を支給し、ランチ ルームなどで飲食してもらう。必要とされる年間約1200万円の経費は、町が全額負担する。 町教委では「保護者に朝食の重要性を認識してもらえれば。強制ではなく、あくまで飲食は子供たちの自由」と説明している。 

校長  情報ID 15271 番  掲載日時 10/13/2006 Fri, 13:52