理科部会


部会の紹介

 「理科離れ」という言葉が言われ出して久しくなりますが、実際の教育現場では子どもたちの理科に対する関心は非常に高いと感じています。ですが実体験の少なさは否めない事実です。理科部会では学校でも家庭でも身の回りの事物や現象にもっと目を向けさせ、現代っ子に不足しがちな自然体験を補うべく教材の研究が必要だと考え、様々な研究活動に取り組んでいます。例えば自然科学について学べる施設の紹介冊子の作成、環境教育に役立つ資料づくり、あるいはまた楽しい授業のための情報収集等を行ってきました。
 幼稚園、小学校、中学校の職員で力を合わせて、もっと「理科好き」な子どもを育てようと、日々研鑽に励んでいます。

 

活動内容・報告

活動内容・報告

 平成20年度のテーマ 「理科好きな子どもを育てる」
 
 昨年度の研究では、幼稚園から理科の授業が始まる小学校3年生までのつながりを検討し、小学校1・2年生の生活科において試行的に理科教員による科学的な内容の指導を実施しました。各学期に1〜2時間の設定で行いましたが、こどもたちの反応はとても良く、理科指導におけるこの時期の必要性を改めて感じることができました。また、「生活に即した科学的な体験の見直し」というテーマのもと、体験が困難になり現在の指導内容に少なからず影響がある事項の具体例を出していき、落ち込んだ部分をどのように補っていくのかその方法について模索しました。
 今年度の研究では理科好きな子どもの育成をテーマとし、理科を苦手としたり、嫌いになる生徒や児童の原因調査に向けての準備を行います。アンケートを実施することにより、どの単元でつまづいたのか、また苦手と感じてしまった理由などを聞き取ることによって、それらの問題点を認識し対処することにより、理科好きのこどもたちをさらに増やすことを目標とします。

 具体的な活動内容は以下の通りです。

@ 理科学習における苦手な単元、内容とその原因の調査に向けて、アンケートを実施するための準備(内容、対象学年など)
アンケートが実施できれば、その結果をもとに苦手な内容に対する指導方法を検討する。
A 子どもたちが興味をもつ教材の紹介
B 理科分野に関する各園校の情報交換をし、相互理解を推進する。
C 幼稚園における理科実験教室の開催

  

主任より一言(小学校 高野康孝)

 理科の学習のおもしろさのひとつに、学習したことが生活に生かされたり、学習したことからある自然現象の起こる理由を納得できることが挙げられます。また、多くの体験を通して興味をもって探求することが理科好きなこどもたちを育てる基盤にもなると考えています。理科・自然科学のおもしろさと理解を深めていき、推理する力を育てるためにその基盤をしっかりと身につけるための研究をしていきたいと思います。

研究論文

環境問題について」 ( PDFファイル)                                

   平成13年度「武蔵野東学園の教育」に掲載

 

 

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