紫峰祭を終えて

1年Aさん

 初めての紫峰祭、私が担当したのはレストランと陶芸販売でした。
 私は陶芸販売で、ある失敗をしてしまいました。それは、お客様が買われた商品を割ってしまったことです。包装して袋に入れたのですが、お皿を縦に入れてしまったのでバランスがとれずにそのまま袋ごと落下してしまいました。私はその時「私の不注意のせいだ」と思いました。もうその商品はもちろん使えないので、捨てられてしまいした。お客様にご迷惑をかけたことに気を落としてしまいました。それだけでなく、一生懸命に作った作者の人に申し訳なく、私が周りをよく見ていなかったせいでゴミ箱送りにしてしまったという申し訳ない思いが膨らんでしまいました。
 その一件があって以来、陶芸販売では落ち込んでしまい、「いらっしゃいませ、ありがとうございました」が言えなくなってしまいました。担当の先生に「次、気をつければいいよ」と声をかけられても気持ちの切り替えが上手くできず、私は泣いてしまいました。私のミスは取り返しのつかない事だと思うと、どうしても気が滅入り、持ち直すことができませんでした。
 今回のミスを受け「やはり私は周りを見る力が足りていない」のだということに改めて気付かされました。次の行動を起こす前にしっかりと周りを見て、安全を確認した上で動こうと強く思いました。
 それを意識せずともできるようにするために、学校だけでなく、家でも継続していかなければならない、と思いました。次の紫峰祭では視野を広く持ち、臨みたいと思います。

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