1学年AB組 生命科《友愛⑧》いじめの問題についてより深く考える②

2018/07/13

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本校独自の教科である『生命科』は、「自分の存在の重さを知り、他の人の重さを感じることができる」という理想の生徒像を目標に、実施されています。1学期最後となった今回は、引き続きいじめを扱ったドラマを視聴し、“友愛”のまとめとしました。物語の中で教師は「いじめ」のロールプレイの最終診断として、「いじめ」の現場にいる7つの立場の生徒を提示し、自分がどの立場にいたかを確認させます。「いじめる子」「いじめられる子」の他にも「いじめに間接的に加わる子」や「見て見ぬふりをしている子」など様々な立場が示されますが、油断していると「ちゃんと注意する子」の立場の生徒がいなくなっていることが指摘されます。「いじめ」の怖さはここにあり、気づかぬうちに「いじめ」を許容してしまうことになるのです。このドラマを通して、「見て見ぬふりをしている子」や「無関心な子」ではなく、「ちゃんと注意できる子」でありたいという言葉が多く見られました。以下、生徒感想の抜粋です。「“生きているだけで値打ちがある”という言葉に命の重さを感じた。自殺するということはそれほどつらいことがあり、自分は生きている値打ちが無いと決めつけた最終的な行いだと思う。私はそんな決めつけを正せる“ちゃんと注意する人”になりたい。」