『生命科』の時間は教師が「教える」時間にするのではなく、生徒自身が学びたいことを決めたり、発表や意見交換をしながら「たちどまって考える、考えを深める時間にする」ことを大切にしてきました。過去4年間の蓄積には、生徒と教師が真剣に取り組んできた重みがありますが、5年目を迎える今年度は若干の改訂を加えました。今までの授業の様子から、生徒がより深く学びたいと感じていた単元、今必要だと教師が感じる単元を中心に増減を加えました。
「生命」については、1年次に生命科学的な分野、2年次に「命の尊厳」を扱い、3年次の「死生観」へとつなげていきます。また「環境」は世界の状況と関連づけながら学ぶこととしました。
「自分の存在の重さを知り〔自己存在感〕、他の人の重さも感じることのできる」生徒であることを願って設置しているのが『生命科』です。決まった解答が用意されていない問題について生徒と教師が共に考える、有意義な「学び」の時間となるよう、これからも常に新鮮かつ深まりをもたせられる題材を選び、毎時間が生きた授業になることを心がけて進めていきます。